魔法のラ~油
漫々・娘々系の特徴の一つというか、他のラーメン店と大きく異なるのが、
この自家製ラ~油です。一般的なラーメン店では醤油や胡椒といった調味料の中にチョコんと申し訳なさそうにある脇役が漫々では一番大きなところにドカンと陣取っています。スプーンも耳掻きみたいな小さいのではなくデザート用くらいの大きなものを使用し、存分にかけられるようになってます。たっぷりかけられるようにしてあるのは、たっぷりかけたい需要があるからで、単に辛くする為だけのモノとは訳が違います。漫々の特性ラ~油のこだわりは自慢できます。製法は残念ながらお教えできませんが、単純に一味唐辛子だけでも4種類ブレンドしています。あと意外に大切なのが熟成。
老舗のうなぎ屋さんが江戸時代から継ぎ足しのタレで火事のときはお金よりもタレを持って逃げるとか、おでん屋さんなどでも長期間の継ぎ足しで独自の味を出している・・・なんて言いますが、当店のラー油も私が学生の時から継ぎ足したものであると言っていました。
(真偽不明ですが)ただ師匠が残してくれたものからは継ぎ足しの量に十分注意して仕込んでいますので、ラ~油に限っては味が落ちることはありません。お好みにもよりますが、たっぷりかけてお召し上がりください。またツウは油を落として沈殿した(ペースト状の)ミソをぬって食べる方が多いんですよ。熟成すると辛味が旨みに変わっていきます。漫々(娘々)歴が長い人ラ~油を絶対かき混ぜないで、慎重に底のほうのミソを掬おうとするのですが、凝縮された旨みは底に溜まりやすいんですよ。入れたばかりの辛子だけで真っ赤にすれば尋常でないくらい辛いです。
追伸・・売ってくれと言っていただけるお客様もいるのですが、実はコスト的に意外と高いものなんで、誤解を招く恐れ(欲張りとか儲け過ぎ?)があるので見送っています。


